RTX3090中古相場

RTX 3090 の適した用途

発売から6年経った今もRTX 3090の中古相場が堅調なのは、 「24GB VRAMを最も安く手に入れる手段」だからです。どんな用途に向くかを整理します。

ローカルLLM(この価格帯の本命)

24GBのVRAMがあると、量子化(4bit級)した20B〜32BクラスのモデルがGPUに載り切ります。 軽量モデルなら長いコンテキストにも余裕があり、7B〜14B級なら高速に動きます。 同じ24GBのRTX 4090の中古と比べて大幅に安く、 「VRAM容量が正義」のLLM推論では性能差(メモリ帯域は3090も936GB/sと十分)以上の価格差があるため、 コスパは現役トップクラスです。

さらに3090はNVLinkに対応した最後のGeForceで、2枚を橋渡しして48GB相当として 使える環境もあります(4090/5090には無い機能)。2枚運用を視野に入れるなら3090ならではの選択肢です。

画像・動画生成AI

Stable Diffusion系(SDXL・FLUX等)は高解像度・バッチ生成・学習(LoRA作成)でVRAMを大量に使います。 24GBあれば市販モデルの学習まで一通りこなせます。動画生成系はさらにVRAM要求が厳しく、 24GBが実質的な入場券になっているワークフローも多いです。

3DCG・映像編集

Blender(OptiXレンダリング)・DaVinci Resolve等では、シーンやタイムラインがVRAMに載るかどうかが 作業効率を左右します。大規模シーンを扱うなら24GBの恩恵は大きく、CUDAエコシステムの安定感もあります。

ゲーム用途(割り切りが必要)

純粋なゲーム性能はRTX 4070 Ti〜4070 Ti SUPER級で、WQHDなら快適、4Kもタイトルを選べば戦えます。 ただし注意点があります。

逆に言えば、「ゲームもするがAIも回す」人にとっては24GBの汎用機として今なお唯一無二です。

向いていない用途

ランニングコストの目安

350Wフル稼働を1日8時間続けると、電力量単価31円/kWhで月2,600円程度の電気代になります。 AI学習・推論を長時間回す予定なら、パワーリミット(280W前後に制限しても性能低下は1割未満のことが多い)の 活用がおすすめです。